顔汗が止まらなかったり、手や足、あるいは全身の多汗症に悩まされている人は少なくはありません。
- 暑くもないのに汗をかく
- 大事な書類を触って濡らしてしまう
- スマートフォンなどのタッチ操作で反応してくれない
- 折角の化粧も落ちてしまう
このように、日常生活に様々な支障をもたらします。
顔汗・多汗症の治療の種類とは

- ボトックス注射
- 薬物治療
- 精神治療
- ETS手術(胸腔鏡下胸部交感神経遮断術)
などがあります。
精神療法だけの治療だけでは改善されることは難しいです。
薬物治療でも副作用(吐き気や胸焼け)があります。
あまり効かない状態になり薬の量を増やして抑えるようになるなど期待は出来ません。
顔汗を解消するにはボトックス注射が効果的!
現在の多汗症治療の選択肢としては、ボトックス注射かETS手術が最も効果が高い治療法となります。
ボトックス注射は汗の原因となるエクリン腺の働きを抑えて汗の量を軽減させます。
ボトックス注射のメリットとデメリット
治療時間は注射を打つだけなので、5分程度で済みます。
メリットは大きな腫れや傷跡が残る心配がないことです。
デメリットとして、あくまでエクリン腺の働きを抑えることが目的なので永続的ではありません。
3カ月から半年程度しか効果が続きません。
繰り返しボトックス注射を行うことで、エクリン腺が少しずつ萎縮していくので、持続期間が長くなります。
何度ボトックス注射を打ち続けても多汗症を完全に治すことは不可能です。
3回以上続けて注射を打つのであれば、その都度通う必要性がありますし、それなりに費用がかかります。
多汗症の症状が軽度で、夏場などを乗り切りたいと言う人であればボトックス注射は向いていると言えます。
多汗症を確実に治したいのであれはETS手術となります。
ETS手術とは
ETS手術は脇の下あたりを数センチ切り、内視鏡で確認しながら交感神経を除去して汗を抑える手術です。
気になる部位の汗は完全に治まります。
しかし、副作用である代償性発汗により今までと違う部位から汗をかく症状が出てしまうのがデメリットではあります。
一度、手術をしてしまうと後戻りが出来ないのでよく考えて判断することが大切です。
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